ドヴォルザークが作曲した交響曲第8番は、どこかで聴いたことがあるようなメロディーをたくさん聴くことができます。
どこかで聴いたメロディー
第4楽章
拙者が特に気になっているメロディーは以下の所です。
コガネムシ
コガネムシは金持ちだ~。大金持ちは富裕層~♪ |
大金持ちは富裕層~♪の部分は拙娘が付け足した部分です<(_ _)>。
このように聞こえるのは拙者だけでしょうか?
大金持ちは~は、そのようには聞こえないのですが。
また、♪~蔵建てた♪とも聞こえないです。
ちなみに、「黄金虫(こがねむし)」は、中山晋平(←音楽の教科書にも出てくる方です)が作曲しています。
ほかにも
他にも、第4楽章の出だし(トランペット)がチェコものの特徴的なモチーフが出てきます。
スメタナ作曲の交響詩「我が祖国」にも同じようなモチーフが出てきます。
※全く同じという意味ではありません。
第3楽章
第3楽章の出だしは、地域によっては交通情報のテーマ曲に使われていますね(ドリーブ作曲「コッペリア」もよく使われています)。
演奏するときのヒント
チェロがおいしい
実は、ドヴォルザークはチェロがおいしい。
チェロ・コンチェルトも作っています。
「新世界より」もチェロがおいしいですね。
トランペットは目立つ!
今やこれくらいのトランペットはあたりまえだのクラッカー(現代対比)。
これを恐れていては「ペトルーシュカ」、マーラー「交響曲第5番」、「展覧会の絵」、「オケコン」を乗り越えることはできません(例えが極端ですが……)。
2番トランペット奏者とともに「サウンドを創る」ように演奏すると、1アシを入れるよりもいい響きがします。
音量で押すのではなく、サウンドで勝負しましょう!
(音量の)バランスが悪いから倍管で、分担奏で…….(?_?)→ オケで吹くの大丈夫?
フルートが大変!
フルートも目立ちます!が、ソロが多く難しい割には何故か印象に残りにくく、どうしてもトランペットが注目されてしまいます。
それゆえ、フルート奏者はこの曲の演奏に難色を示すことがあります。
吹奏楽でも演奏します
一昔前は吹奏楽での定番レパートリーでした。
特に第4楽章を演奏することが多いです。
但し、原曲の調性はGですが、吹奏楽アレンジではFの場合があります。
まとめ
有名な曲なので、知っている人・演奏経験がある人が多く、各人の基準・演奏があり、そこから大きく外れると酷評されます。
交響曲第9番「新世界より」についてはこちら。
最後までお読みいただきありがとうございました。