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大人の科学「二眼レフ・ガッケンフレックス」を使って撮影しました#1

カメラ・写真

学研の付録の二眼レフ(*’▽’)”ガッケンフレックス”で写真撮影をしました 😛

はじめに

学研フレックス(ガッケンフレックス)は、学研発行「大人の科学 Vol.25」の付録の二眼レフカメラです。
2009年に発売され、その後、数年にわたり重版されました。

2019年6月20日、「二眼レフカメラ (大人の科学マガジンシリーズ BESTSELECTION)」(以後復刻版)として新たに復刻・発売されることになりました。

組立

ガッケンフレックスは完成品ではなく、組み立てが必要です。
「大人の科学 Vol.25」のマニュアルでは、組立所要時間は1時間と記載されています。
復刻版では、あらかじめシャッターユニットが組立られているため、もう少し組立時間が短くなります。

学研の学習と科学の付録の組立と同様、事前にマニュアル熟読が必須です。

部品の確認。
HPで補足の確認。
また、ネットでの情報確認。

組み立てるときは、マニュアルの図面と部品を同じ向きにして何度も確認します。

およそ2時間弱で組立が完成しました(*´з`)

フィルムの調達

拙者がガッケンフレックスを組み立てた当時、カメラのキタムラではKODAK GOLD 200が205円(税込)で大売出し(^◇^)!5本ゲット!使用期限も約2年間先なので問題なし!
冷蔵庫に入っていない(常温保存)ことに一抹の不安を覚えましたが、日当たりが良くなさそうな場所に置いてあったのでまぁいいか 😉

撮影する前に

マニュアルには学研フレックスの仕様についての記載はなく、唯一本誌P46にF11、SS1/150固定の記載があるのみです。一般的なトイカメラのスペックです。

学研フレックスは全てが手動です!
フィルム装填も手動、フィルム巻き上げも手動。
もちろんマニュアルフォーカス(しかもピント合わせが難しい)
シャッターがいつでも切れます。多重露光やり放題( ̄▽ ̄)です。

スクリーンには左右逆に写りますが、だんだんに慣れてきます(笑)。

学研フレックスでの撮影は難しいのか緩いのか、よく分からなくなります。

フィルム巻き上げ

撮影する際のルール決めが必要かもしれません。
特にルール決めが必要なのは、フィルム巻き上げです。

学研フレックスは、フィルムを巻き上げなくてもシャッターが切れます。
このため、撮影に夢中になっていると、いざ撮影しようとするときにフィルムを巻き上げたかどうかが記憶が定かでなくなってしまいます。

拙者もフィルム巻き上げを忘れ何回か多重露光をしてしまいました。

フィルムまき上げ後、フィルムがたるんでいないかを確認することが必要です。

手動巻き上げの場合、どうしてもフィルムがたるんでしまうので注意が必要です。
フィルム巻き戻しノブ&フィルム送りノブを使ってフィルムがたるまないように気をつけることで、傑作を生み出す可能性が近づきます。

撮影しました

画像は、特に注釈がない限りKodaK GOLD 200で撮影、Epson GT-X770で2400dpiでスキャンしたものです。

ひまわりは背が高く、学研フレックスではやや難しい被写体かもしれません。
レンズが逆光に負けています(笑)。

学研フレックスに限らず二眼レフは、その構え方から不安定になりやすい傾向があります。
それゆえ、シャッターを切るときもシャッターレバーを下におろし、シャッタースピードも1/150なのでぶれやすい傾向があります。
手ぶれ補正のありがたみを実感します。

しべが比較的鮮明に写ったショット。
プラスチックレンズの特徴?レンズの中心部の解像度が高く、周辺部は流れ気味になるようです。

まとめ

学研フレックスでの撮影は、デジカメと違ってスローなペースとなります。
極力自動化されているデジカメとは違って学研フレックスの場合は、ほぼ全てが手動となります。

しかし、デジカメにはない工程を体験することができる=手間がかかるの事が何故か楽しめてしまいます。
写りも味がありますし、どんなふうに写るかが予測できないのがいいですね。

また、拙ブログ読者の皆様にご覧いただける作品が撮影できるように今後も精進していきます。

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大人の科学「二眼レフ・ガッケンフレックス」は、2009年に発売されました。 その後、重版を重ね、2019年7月に復刻されました。 拙宅では、2014年頃にガッケンフレックスを導入し、現在に至ります。
大人の科学「二眼レフ・ガッケンフレックス」#4_公園を撮影しました。
学研フレックスは、レンズの中心にピントが合うと驚くほどシャープに写ります。
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