学研フレックスは、レンズの中心にピントが合うと驚くほどシャープに写ります。
画像は、特に注釈がない限りフィルムはKodaK GOLD ISO200を使用し、Epson GT-X770で2400dpiでスキャンしています。
蓮池を撮影
蓮池への映り込みが印象的です。
ピントは画像中央の蓮に合わせています。
池の水面には、スキャンされたフィルムの粒子が確認できます。
解像度が低くなるレンズ周辺部には、青空や池の水面を配置して画面を構成しました。
F11であればパンフォーカスで撮影と思いますが、学研フレックスの場合、ピント合わせはF11であっても厳密に行う必要があります(#^.^#)
スペースシャトル?
スペースシャトル?晴天下で撮影しました。
本来、2/3段を超える露出オーバーではありますが、ネガフィルムなら何とかなるものです。
ピントが本来合わせた位置よりも少しずれてしまいました。
屋外は眩しくピントが合わせにくいです。
学研フレックスを使うことで、ピント合わせの大切さを実感しました。
YS-11
屋外展示されているYS-11を撮影。
展示機は平成9年まで現役で飛行していました。
ピントは翼の機体名に合わせています。
ガッケンフレックスのF値は11.0といわれています。
本来ならこのような画像は尾翼までピントがくるのですが、周辺部のレンズの解像度の影響でぼけてしまっています。
カマキリ滑り台
学研フレックスは、カラフルな被写体や、あまり解像度を要求されない遊具や花などの撮影に威力を発揮しそうです。
このショットは学研フレックスを三脚の雲台に置いて撮影しました。
始めに3Way雲台に取り付けたのですが、部品が干渉するため満足に三脚での撮影ができませんでした。
自由雲台をつかったほうがよいかもしれません。
まとめ
今回の撮影の補正では、撮影した時の記憶とインデックスプリントを参考にしました。
インデックスプリントでは白く飛び気味だった青空が、画像を補正することで青く表現することができました。
ネガフィルムで撮影するたびごとに、ネガフィルムのもつ豊富な情報量には驚愕させられます(゚д゚)!
インデックスプリント
学研フレックスでの撮影に限らずネガフィルムの場合は、スキャナーでネガを取り込んだ後、画像の補正が必須です。
リバーサルフィルムとは違いネガフィルムには基準となる色が存在しないため、撮影した時の記憶・記録が重要になってきます。
それらを踏まえたうえでの補正が必要なことを実感しました。
【ガッケンフレックス関連エントリー】
大人の科学「ガッケンフレックス」を使って撮影したエントリーです。
是非ご覧ください。